岩波科学ライブラリー
科学者の目、科学の芽

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  • サイズ B6判/ページ数 182p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000296489
  • NDC分類 404
  • Cコード C0340

出版社内容情報

日常も科学の目で追究する科学者が綴った36篇のエッセイ。小さな発見から新鮮な驚きの世界がひろがる。

内容説明

日常の中で見つけた素朴な不思議や小さな驚きを屈託なく綴った36篇のエッセイ。子どもとの会話から、旅先で出会った光景から、科学者的な見方や考え方で、新鮮な驚きの世界を切りだす。そこには、日々の生活をも科学者の目で追究する理系人間の楽しい日常、ほほえましい生態、そして真摯な姿が垣間見える。

目次

第1部 見えるものと見えないもの(土地の色・影の色;人魂の行方;垣間みる潜在的な心―日常の隙間から ほか)
第2部 出会いと発見(菜の葉にとまれ;酒と氷とリケジョとリケジィ;汽車の汽笛は本当にポッポーか?―オノマトペと「世界を知覚する網」 ほか)
第3部 科学と社会(驚きから普遍へ―科学史から見た科学の魔力;海と魚と環境教育;イノハナ茸 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アーちゃん

19
図書館本。32人の科学者による、36篇のエッセイ。三部構成になっており、各章(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ)の冒頭に寺田寅彦さんの文章の抜粋を掲載していて、岩波書店らしく全体的に丁寧な作りとなっています。川上和人さん目当てで借りましたが、一番面白かったのが木村龍治さんの「二番煎じの研究」でした。不覚にも電車でこの文章を読んでしまい、吹き出してしまうはめに。リプトンのティーバッグでここまでやるかという実験と論文に、科学者魂を感じました。2017/11/30

calaf

19
雑誌『科学』の特集及び連載で掲載された科学に関するエッセイをまとめたもの。著者は全て異なります。一番最後の鎌田浩毅さんの『寺田寅彦を「活用」する』は、考えさせられるなぁ...防災、特に地震や津波、噴火などから人命を守る事の難しさ...2017/01/28

べべっち

7
【図書館】2016/05/29

デコボコ

5
円城塔、大栗博司、時枝正のエッセイが特に好き。2016/10/29

アキちゃん

4
科学者32人のエッセイ。自分の専門の話を分かりやすく書いてあり読み応えあり。ちょっと偉くなった気分になれる。2018/01/22

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