出版社内容情報
必ず来る「西日本大震災」にどう備えるか。大災害を繰り返してきた南海トラフ巨大地震の歴史記録を徹底検証し、その発生機構に独自の視点で迫る。都市型震災の脅威を『大地動乱の時代』で予見し、自ら造語した〈原発震災〉の警鐘を鳴らし続けてきた地震学者が「地震に強い社会」を根底から問う。
内容説明
必ず来る「西日本大震災」にどう備えるか。大災害を繰り返してきた南海トラフ巨大地震の歴史記録を徹底検証し、その発生機構に独自の視点で迫る。都市型震災の脅威を『大地動乱の時代』で予見し、自ら造語した“原発震災”の警鐘を鳴らし続けてきた地震学者が「地震に強い社会」を根底から問う。
目次
第1章 南海トラフ巨大地震の歴史(くり返し発生した巨大地震;昭和の南海トラフ巨大地震;幕末の南海トラフ巨大地震;近世の南海トラフ巨大地震;中世の南海トラフ巨大地震;古代の南海トラフ巨大地震)
第2章 南海トラフ巨大地震の科学(フィリピン海プレートの沈み込み;地震と津波の正体;政府を想定した最大クラスの南海トラフ巨大地震;南海トラフ巨大地震の原動力を問い直す;過去の南海トラフ巨大地震の震源像)
第3章 南海トラフ巨大地震と社会(南海トラフ巨大地震の被害想定;巨大な危険施設―原子力発電所とリニア中央新幹線;超広域複合大震災の時代にどう備えるか)
著者等紹介
石橋克彦[イシバシカツヒコ]
1944年神奈川県生まれ。東京大学理学部地球物理学科卒業、東京大学大学院理学系研究科博士課程単位取得退学、東京大学理学部助手、旧建設省建築研究所国際地震工学部室長、神戸大学都市安全研究センター教授などを経て、神戸大学名誉教授。中央防災会議専門委員、原子力安全委員会専門委員、国会東京電力福島原子力発電所事故調査委員会委員などを歴任。専門は地震学、歴史地震学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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