出版社内容情報
多様な分野の先駆者十人が、人生を切り拓いていくその想いを語る。書き下ろしエッセイ「「あう」ということ」も収録。【吉本隆明、吉行淳之介、淀川長治、磯崎新、高峰秀子、西部邁、田辺聖子、瀬戸内寂聴、井上陽水、羽生善治】
目次
肉体・異国・青春―吉本隆明
逆襲ムカシばなし篇―吉行淳之介
私の・愛した・映画―淀川長治
時の廃墟へ―磯崎新
旅が教えてくれたこと―高峰秀子
一九六〇年を中心に―西部邁
男から学んだこと、女から学んだこと―田辺聖子
比叡山での日々―瀬戸内寂聴
いつかの続き―井上陽水
ジグソーパズルにピースをひとつ―羽生善治
著者等紹介
沢木耕太郎[サワキコウタロウ]
1947年東京に生まれる。横浜国立大学卒業後、ルポライターとして出発。79年に『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、82年に『一瞬の夏』で新田次郎文学賞、85年に『バーボン・ストリート』で講談社エッセイ賞を受賞。ノンフィクションの新たなジャンルを切りひらく。『深夜特急』は幅広い世代に影響を与え、いまもロングセラーとして読み継がれている。2006年には『凍』で講談社ノンフィクション賞、14年には『キャパの十字架』で司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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