日本語・琉球諸語による歴史比較言語学

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日本語・琉球諸語による歴史比較言語学

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  • サイズ A5判/ページ数 156p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000256773
  • NDC分類 818.99
  • Cコード C3081

出版社内容情報

比較言語学の目的は、言語間の系統関係の確立にとどまらず、系統関係にある諸言語の祖語を再建し、各言語が祖語の状態から現在の状態に至るまでにどのように変化を遂げてきたのかを解明することにある。文献に記録のない言語史を、比較言語学の手法によってどのように再建するのか。日琉諸語の例に基づいて解説する画期的な書。

内容説明

比較言語学の目的は、言語間の系統関係の確立にとどまらず、系統関係にある諸言語の祖語を再建し、各言語が祖語の状態から現在の状態に至るまでにどのように変化を遂げてきたのかを解明することにある。文献に記録のない言語史を、比較言語学の手法によってどのように再建するのか。日琉諸語の例に基づいて解説する画期的な書。

目次

第1章 言語史研究における比較方法の位置づけ
第2章 言語変化
第3章 比較方法
第4章 内的再建
第5章 系統樹の推定
第6章 祖語の再建
第7章 方言学的なアプローチと文献資料を用いた日本語史研究

著者等紹介

平子達也[ヒラコタツヤ]
南山大学人文学部准教授。専門は言語学、特に出雲方言を中心とした日本語諸方言の記述的・歴史的研究

五十嵐陽介[イガラシヨウスケ]
国立国語研究所研究系教授。専門は言語学・音声学、特に日本語・琉球語諸方言の韻律研究

ペラール,トマ[ペラール,トマ] [Pellard,Thomas]
フランス国立科学研究所(CNRS)・東アジア言語研究所(CRLAO)専任研究員、国立東洋言語文化学院(INALCO)講師。専門は言語学、特に琉球諸語を中心とした記述的・比較歴史的研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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うつしみ

14
雪の「き」月の「き」木の「き」、それぞれ万葉仮名が使い分けられている事から、発音に違いがあったと想像できる(yuki,tukui,kəiと発音されていたそう)。また宣教師の記述から現代のハ行はファ行読みだったと推定されている。さらに内的再建という言語学の手法に則れば、上代はパ行読みだったとも想定される。現代日本語と琉球方言は共通祖先の日琉祖語が想定できるが、アイヌ語や朝鮮語は(借用語の関係はあるにせよ)別系統の言語のようだ。トンデモ主張の多い界隈だと思うので、この様な正統派言語学の解説書が出た事が有難い。2024/12/01

tsuneki526

6
音声・音韻を比較検討することにより日本語の祖語を探る書であるけれど、用語がわかっていないと少してこずります。しかし、日本語-タミル語起源説ってトンデモじゃないかと思っていたことに確信が得られたのは良かったです。当たり前のことだけど言葉って音声が先、文字は後なんですよね。時々忘れそうになるけど重要なことです。2024/08/12

だちょう

1
日流祖語を通して言語学の基礎を勉強できる本。自分が言語学素人すぎるので、ついていけないところも多々あり……。琉球諸島の方言を研究するのって、ダーウィンがガラパゴス諸島を通じて進化論を研究するみたいなものなんだろうか(島でわかれているので研究しやすいとかあるのかな)2024/11/30

takao

1
ふむ2024/07/09

中村明裕

0
日琉諸語による比較言語学の概説書という画期的な試み。これまでの比較言語学関係の書籍は主に印欧語族に基づくものであったが、日琉諸語に基づいていて親しみやすい。比較方法そのものと、日琉語史との両面において多くの研究を検討してまとめてあって、初学者にも専門家にも有益だと思う。2025/04/18

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