よりよき世界へ―資本主義に代わりうる経済システムをめぐる旅

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  • サイズ B6判/ページ数 370p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000254724
  • NDC分類 332
  • Cコード C0033

出版社内容情報

資本主義にとって代わる,実行可能かつ望ましい道はあるだろうか? 父と娘の対話で始まり、プラトンの「国家」、トマス・モアの「ユートピア」、無政府共産主義など、様々な経済システムをめぐる思考の旅。国際的に高名な経済学者が改めて資本主義を問い直す。

内容説明

資本主義にとって代わる、実行可能かつ望ましい道はあるだろうか?父と娘の対話で始まる、経済システムをめぐる思考の旅。プラトンの理想国家、トマス・モアの「ユートピア」、無政府共産主義、無条件のベーシック・インカム、株式市場社会主義など、様々な社会を眺め渡して父娘がたどり着いた結論は―。国際的に高名な経済学者が、わかりやすく資本主義を問い直し、よりよい経済システムとは何かを考える。

目次

プロローグ
哲人と国家の機能不全
ユートピアと財産共同制
協桃、合理性、価値
贅沢と無政府主義
計画
自己管理
市場と社会主義
株式市場社会主義
ベーシック・インカムと社会的遺産
福祉国家を備えた市場経済
エピローグ

著者等紹介

コルネオ,ジャコモ[コルネオ,ジャコモ] [Corneo,Giacomo]
1963年、イタリアのアローナ生まれ。ミラノのボッコーニ大学卒業後、パリの社会科学高等研究院で経済学を学び、1992年にローマで政治経済学の博士号、1993年にパリ社会科学高等研究院で博士号を取得。1997年、ボン大学に教授資格論文を提出し教授資格を獲得。専門は公共経済学、財政学、社会政策、ボン大学、オスナブルック大学を経て、現在、ベルリン自由大学教授で公共経済学科長。2004年以来、Journal of Economicsの編集長を務めている

水野忠尚[ミズノタダヒサ]
1946年生まれ。早稲田大学博士(経済学)。専門はドイツ経済思想。1970年一橋大学経済学部卒業。2001年まで日本興業銀行勤務。以後diam監査役など歴任。2016年早稲田大学博士課程修了

隠岐‐須賀麻衣[オキスガマイ]
1985年生まれ。早稲田大学博士(政治学)。専門は古代ギリシアを中心とした西洋政治哲学および政治思想史。早稲田大学助手、日本学術振興会海外特別研究員などを経て、現在、テュービンゲン大学客員研究員

隠岐理貴[オキマサタカ]
1982年生まれ。早稲田大学修士(政治学)、テュービンゲン大学博士(哲学)。専門は初期近代ドイツを中心とした西洋政治哲学。日本学術振興会特別研究員、テュービンゲン大学講師などを経て、現在、テュービンゲン大学政治哲学研究所助手

須賀晃一[スガコウイチ]
1954年生まれ。一橋大学博士(経済学)。専門は厚生経済学、公共経済学。亜細亜大学経済学部助教授、福岡大学経済学部教授などを経て、早稲田大学政治経済学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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izw

10
現在全世界で資本主義に基づいた経済システムが運営されているが、浪費、不公正、疎外などいろいろな問題点も認識されている。それでは、資本主義に代わる経済システムがあるか、考えられるか、という議論がこの本の主題である。プラトンの「国家」から始まり、財産共同性、計画経済、自己管理、市場社会主義、株式市場社会主義、ベーシックインカム、社会的遺産など、様々な経済システムを検討するが、どれも資本主義に置き換わるだけのメリットがない。ただ株式市場社会主義だけは可能性があるかもしれない、というのが著者の考えのようだ。2019/05/27

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