竹書房怪談文庫<br> 京都怪談―猿の聲

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竹書房怪談文庫
京都怪談―猿の聲

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801932111
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報

最恐心霊都市
京都裏ガイド

ミヤコに彷徨う怪異が詰まった京都だけのご当地怪談集!

豊臣秀次の霊が、木屋町の飲食店に…

怪奇現象が絶えないK大学

幼い霊が棲む右京区の団地

西陣に開いた異空間への入り口

石清水八幡に出没する謎の鯉女

物の怪が潜む南禅寺


妖し蠢く〈京都〉を舞台にした実話怪談を京都に所縁ある五人の作家が書き下ろす。
・観劇の帰り夜の西陣で見かけた神社で起きた怪異とその後「夜の西陣」(三輪チサ)
・木屋町で見かけた綺麗な女性は…「肖像権」(緑川聖司)
・御所内を夜の散歩中、聞こえた声に誘われたのだが…「京都御所の怪異」(Coco)
・南禅寺で遭遇した奇妙な出来事とは「金地院の亀」(舘松妙)
・元教授に聞いたキャンパス怪異譚「K大学にまつわる話」(田辺青蛙)
――など51話を収録。
ねっとり纏わりつくのは魑魅魍魎、あなたを暗黒の京都へお連れします。

内容説明

妖し蠢く“京都”を舞台にした実話怪談を京都に所縁ある五人の作家が書き下ろす。観劇の帰り夜の西陣で見かけた神社で起きた怪異とその後「夜の西陣」(三輪サチ)、木屋町で見かけた綺麗な女性は…「肖像権」(緑川聖司)、御所内を夜の散歩中、聞こえた声に誘われたのだが…「京都御所の怪異」(Coco)、南禅寺で遭遇した奇妙な出来事とは「金地院の亀」(舘松妙)、元教授に聞いたキャンパス怪異譚「K大学にまつわる話」(田辺青蛙)など51話を収録。ねっとり纏わりつくのは魑魅魍魎、あなたを暗黒の京都へお連れします。

目次

三輪チサ(北大路;宇治川大橋 ほか)
緑川聖司(丑の刻参り;縁切り ほか)
Coco(知らない歌;京都御所の怪異 ほか)
舘松妙(トンネル傍の宿;船岡妙見奇談 ほか)
田辺青蛙(オキキ狐;まとわりついている ほか)

著者等紹介

三輪チサ[ミワチサ]
福岡県生まれ。「ひらかた怪談サークル」主宰。2009年「黒四」で第一回『幽』怪談実話コンテスト大賞を受賞。2010年「捻じれた手」で第五回『幽』怪談文学賞長編部門を受賞、『死者はバスに乗って』と改題しデビュー

緑川聖司[ミドリカワセイジ]
児童文学作家。2003年『晴れた日は図書館へいこう』でデビュー

Coco[COCO]
京都府出身。「お化け屋敷 京都怨霊館」「怪談専門のお店京都怪談商店」代表。怪談師兼ホラープランナー。TikTokのフォロワー数は21万人。SNSの総フォロワー数は30万人を超える。怪談最恐戦2019大阪予選に出場

舘松妙[タテマツタエ]
京都市生まれ。京都検定1級合格。複数の大学で仕事をこなし、宗教・歴史を幅広く調査研究

田辺青蛙[タナベセイア]
京田辺市出身。『生き屏風』で日本ホラー小説大賞短編賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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HANA

63
実話怪談集。京都を舞台にした怪談は数多く、絶品名品も数多い。本書もそんな京を舞台とした怪談。アンソロジーらしく玉石混交なのだが、当然ながら単に京を舞台にしただけのものより京の地霊のようなものを感じられるものに名品が多い。ただいくら京と密接な関係があるといって豊臣秀次の霊が出るという話はやりすぎみたいな気もするけど。白眉は何と言っても田辺蛙青の諸作品で密やかな土俗を語る「オキキ狐」から京だ…もとい某大学を舞台にした「K大学にまつわる話」とそれも幅広い。そういえば僕が行っていた大学にも妙な怪談があったなあ。2022/08/01

30
京都怪談。何というか歴史がある分怪異も多そうというイメージ。 特に怖いとは思わなかったけど。京都に行きたくなった。2023/02/09

かおりんご

18
ホラー。うーん、京都怪談と謳っているけれど、京都だからの怪談という感じはしない。某有名トンネルでは、まだ怪異に合っていない。通い詰めたら、いつかは合えるのだろうか。2022/08/01

うなぎ

12
安定の田辺青蛙がいたので、全体的にそんなハズレなく楽しく怖く読めて、旅先で聞いた事ある場所がちらちら出て二重に面白かった。木屋町通りってこんな事あるんかと冷や冷やした直後に観た王様のブランチでたまたま木屋町通りの店が紹介されてて複雑な気持ちに。13参りの話はラスト1行でゾワッとした。これから渡月橋どんな気持ちで渡ればいいんだろ…。2023/11/09

qoop

9
人の暮らす土地ならどこだって歴史も伝統もいわく因縁もあるだろうに、京都には何か特別な印象を受けるのはなぜなのか。三輪チサ氏〈夜の西陣〉、緑川聖司氏〈親切なタクシー〉、Coco氏〈知らない歌〉、舘松妙氏〈可哀想な犬〉、田辺青蛙氏〈猿の聲〉などを読むと、京都という場所は日常と非日常の境界線が途切れがちなんだろうかと不安に駆られる。コロナ化で途絶していた京都行を、今秋から再開する予定なのだが……2022/08/05

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