はじめての経済学

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 250p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000244046
  • NDC分類 331
  • Cコード C3033

出版社内容情報

自由市場システムのルールとは何か.抽象化され現実から乖離しがちな経済学の基礎理論を,実証科学としての経済学の精神に立ち戻り,日常生活の具体例をひき,図版を多用して第一歩から説き明かす(本文2色刷).

内容説明

アダム・スミス以来語られる「自由市場システムのルール」とは何だろうか。この経済学の基礎理論は、現在ややもすると抽象化されすぎて実際の経済状況と乖離してしまっている。このテキストでは、「実証科学としての経済学」の精神に立ち戻り、日常の経済生活から具体例をひき、図版を多用することで、誰にでもわかりやすく経済学を基礎から説明する。

目次

アダム・スミスのグランドデザイン
自由競争市場の理論的イメージ
競合財と補完財
無差別曲線の3類型
3類型の市場特性
交渉力格差と市場の歪み
市場否定論の温床となった市場万能論
経済発展と市場機能
生産性向上と経済成長
市場の安定と不安定
景気変動と市場機能
市場機能と経済政策

著者等紹介

辻村江太郎[ツジムラコウタロウ]
1924年生まれ。48年慶応義塾大学経済学部卒業。慶応義塾大学商学部教授、東洋英和女学院大学社会科学部教授を経て、現在慶応義塾大学名誉教授、経済学博士。専攻は理論経済学、計量経済学。著書に『経済政策論』(筑摩書房、1977年)、『計量経済学』(岩波書店、1981年)、『日本の経済学者たち』(日本評論社、1984年)、『円高・ドル安の経済学』(岩波書店、1987年)など多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。