出版社内容情報
「その人らしい」看取りとは? 生きるとはどういうことか? 延命、緩和ケア、在宅死、死別の悲しみのケア――。真摯な取材を通して、患者や家族、医療・介護関係者ら、それぞれの立場から見つめなおす。科学ジャーナリスト賞受賞。
内容説明
ほんとうに、最期はあれでよかったのか?どうすれば「その人らしく」看取ることができるのか?延命の選択、緩和ケア、在宅での看取り、死別の悲しみとの向き合いかた。患者や家族、医療・介護関係者らへの真摯な取材で科学ジャーナリスト賞を受賞した、信濃毎日新聞の長期連載「いのちを紡ぐ」に、用語解説や読者からの手紙を付加し、さらに充実させて単行本化。元気なうちに考えておきたい現実が、ここにあります。
目次
第1章 いのちが尽きるとき―医療現場と家族の葛藤
第2章 食べること、生きること―胃ろうの選択、延命患者は幸せか
第3章 緩和ケア―人生の意味を問う
第4章 在宅死―「その人らしく」、家族の思い
第5章 グリーフケア―死別の悲しみと向き合う
終章 死と向き合う―それぞれの「あり方」を求めて
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