内容説明
高度経済成長期に激増し、近年、その存在理由を問われている公企業、とりわけ特殊法人は、そもそもどのようなものとしてスタートし、展開していったのか。それが官僚制にとって便利な行政運営の手法となるのは、いつから、どのようにしてなのか。厖大な一次史料を掘り起こし、通説的理解を覆す画期的な実証研究。
目次
第1部 戦時期における営団(営団前史;営団の誕生;営団の「活用」)
第2部 戦後復興期における公団・公社(公団の誕生;公団の「活用」;公社の誕生)
著者等紹介
魚住弘久[ウオズミヒロヒサ]
1969年名古屋市生まれ。1997年北海道大学大院法学研究科博士後期課程単位取得退学。北海学園大学法学部助教授などをヘて現在、千葉大学法経学部准教授。博士(法学、北海道大学)。専攻、行政学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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