現代イギリス社会史―1950‐2000

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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000227445
  • NDC分類 233.07
  • Cコード C0022

内容説明

王室・貴族制度・教会・労働組合などの伝統的権威の衰退。生活水準の大幅な上昇と、「サッチャー改革」下での新たな貧富の差。女性・マイノリティのめざましい社会進出。「伝統と秩序の国」イギリスは、二〇世紀後半に未曾有の変化を経験した。社会の多様化は何をもたらしたのか。そして、イギリス人のアイデンティティはいかに変容しつつあるのか。統計資料を駆使して、現代イギリスの社会変動を明快に読み解く。イギリスの「いま」を知るための必読書であり、また日本の「これから」を知る手がかりを与えてくれる書である。

目次

第1部 生活の水準と生活の質(繁栄の時代;パイを切り分ける)
第2部 傾く権威(王室と貴族;宗教 ほか)
第3部 新しい機会、新しい役割(教育;エスニック・マイノリティ ほか)
第4部 イギリスを定義しなおす(新しい建築;アメリカ文化の時代を生きる ほか)

著者等紹介

ローゼン,アンドリュー[ローゼン,アンドリュー][Rosen,Andrew]
歴史家としてカリフォルニア州立大学助教授などの職を経たのち、米英両国で大学行政を経験。現在は、オクスフォードで著述に専念

川北稔[カワキタミノル]
大阪大学名誉教授・京都産業大学客員教授。イギリス近代史専攻
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

caizim

1
イギリスの戦後50年の変化を、生活水準、教育、女性の社会進出など、様々な切り口から分析。深く知りたい人には物足りないかもしれませんが、私は最近特にイギリスに興味をもつようになったので、入門書的な感じに読めてよかったです。ただ、2000年から14年も経過してしまった今読むと、最新事情は当然書かれていないので、多少モヤモヤ…2014/03/09

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