出版社内容情報
地球環境の破壊を回避しつつ経済活動を営むには? 温暖化による被害の格差を抑えながら経済成長することは可能なのか? 深化するサーキュラー経済など欧州を中心とした産業構造の変化やGDPに代わる指標の開発、幸福感の問い直しなどを考察した刺激的な論集。他の寄稿者=喜多川和典、山下潤、内田由紀子。
内容説明
地球環境の破壊を回避する新しい社会は、どのような姿をしているのか。気候変動対策は、成長を制約するのでなく、前提条件なのではないか。資源消費に依存しないサーキュラー経済への大がかりな移行、それに伴う産業構造の変化、GDPに代わる指標の開発、新たな経済社会にフィットする幸福感、持続可能なライフスタイルをめぐる人々の意識などを考察した、刺激的な必読書。
目次
第1部 総論―いま何が問われているのか(本書の構成と概要;経済成長・幸福と自然;環境と経済成長;温暖化の緩和・適応と貧困・格差問題)
第2部 新たな社会を展望する(新しい経済構造を切り拓くサーキュラー経済の意義;経済成長の定義・測定の見直し;現代社会のウェルビーイング―経済成長・格差・地域との関わり;持続可能なライフスタイルを選択できるのか―日独のアンケート調査の分析より)
著者等紹介
駒村康平[コマムラコウヘイ]
1964年生まれ。慶應義塾大学経済学部教授。放送大学客員教授。社会政策
諸富徹[モロトミトオル]
1968年生まれ。京都大学大学院経済学研究科教授。財政学・環境経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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