出版社内容情報
結合,異性現象,電子の非局在化,酸性と塩基性,置換基の立体的なかさ高さという5つの観点から,有機化合物の多様な構造を体系的に理解する.ここで培われる,構造と性質を結びつけて考える力は,最先端の分子設計にも通用する.
内容説明
多様な有機化合物の構造を体系的に理解する土台として、結合、異性現象、電子の非局在化、酸性と塩基性、置換基の立体的なかさ高さ、という五つの観点を提示する。ここで培われる、化合物の構造と性質を結びつけて考える力は、最先端の分子設計にも通用する。各章には「特論」をもうけ、関連分野のホットな話題などを紹介。
目次
1 炭素化合物の結合
2 構造の多様性をもたらす異性現象
3 分子の安定性に影響する電子の非局在化
4 酸と塩基
5 置換基の立体的なかさ高さ