内容説明
「戦がはじまる―」そう呟いたのは、自国で虐げられ、敵国である湖紅国に嫁いだ行き遅れ皇女・劉翠玉。彼女の傍らに立つのは、皇帝の弟であり禁軍将軍でもある男・紅冬隼。政略結婚から始まった二人は、武芸を通し、夫婦として信頼関係を築いていた。そんなある日、隣国との戦に備えていた冬隼は、兵法の知識を持つ翠玉を戦場に連れ出すことを決意する。そして迎えた戦場…自らの作戦の失敗を悟った翠玉は、冬隼を信じ一人敵陣に乗り込むことに。冬隼もまた、愛する翠玉を信じ戦いを始めて―?武闘派夫婦が織りなす後宮物語、再び!
著者等紹介
香月みまり[コウズキミマリ]
長野県出身。初の小説賞応募作である『後宮の棘~行き遅れ姫の嫁入り』(アルファポリス文庫)にてにて作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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