出版社内容情報
いまや技術者も,複数の専門を究めていなくては通用しません.ただしそれは,しっかりと固められた基礎があればこその話.本講座は,技術者として最小限もつべき工学・技術の基礎知識を,わかりやすく体系的に解説します.未来の技術者を夢見るすべてのみなさんにおすすめする,まったく新しい工学のテキストシリーズです.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
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情報の表現と論理 《情報系I》は量(シャノン情報理論)、パターン、意味、価値の4つの側面についてのべている。表現については,サイバネティックスを参照している。 記号とパターンについても書いている。状態遷移,命題論理を掲載しているのは,情報工学らしくてよい。やや雑記帳的なところが気になった。論理の章で、Q9が条件として適切であるとする根拠の説明がわかりにくかった(P113)。 コミュニケーションとコンピューテーションは、通信モデルと情報量からアルゴリズムと計算複雑さ、現実の問題をどう解くかがないのかも2024/10/14