内容説明
著名な子どもの本のイラストレーター、モーリス・センダックの若い時代から現在に至るまでの全仕事を、イラストレーションと写真を多数使って紹介した絵伝記。
目次
ブルックリンでの始まり
窓の外
長い修業時代
論争をよんだ勝利―『かいじゅうたちのいるところ』
絵本創りの技術
すぐれたパスティーシュ―60年代の作品
ジェニー―「わが生涯の愛」
『夜のだいどころで』―「わたしのまんなかから生まれた」絵本
グリムのために
枝をひろげ 根をおろし
くりかえされるテーマ
センダックの生活の点描
1 ~ 1件/全1件
- 評価
K’s本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あさこ
10
図書館で本棚のエンドの椅子に座って本を読もうと思ったら目の前に『センダックの世界』という本を発見!おっ!こないだ読んだ『かいじゅうたちのいるところ』の絵ではないか!と手に取りざーっとですが読んじゃいました。子どもの頃大好きだった『こぐまのくまくん』の絵もセンダックだったなんて知らなかった!かいじゅうたちのいるところに行くにはいくらかかりますか?高くなかったら妹といきたいです。という8歳の子どもからのお手紙がかわいい。子どもに読ませたら怖がらせてしまうという意見もあったそう、私はそんな風には思わなかったけど2014/11/05
spica
5
ずっしり大きくて分厚い一冊。初期のスケッチや挿絵から、現在にいたる作品までぎっしりつまっていて、今まで知らなかったセンダックの世界を堪能することができました。「自分のすぐれているところは絵とか文ではなく人が忘れてしまったいろいろなことを覚えていることだ」彼の作品には彼自身が子どものころに囲まれていたものが作品に結構表れている作家さんなんですね。子どもの持つ想像力の素晴らしさ・大切さへの彼の強い思いが伝わってきました。2010/02/06
とくま
1
△心魅かれる。2017/05/24
-
- 電子書籍
- スキャンダルはおまかせ【分冊】 12巻…