内容説明
謎の人物モンテ・クリスト伯となったかつての青年ダンテスが、いまはモルセール夫人となっている昔の恋人メルセデスの子息アルベールとローマで親交をむすび、パリでついにメルセデスと対面する。新しい読者を絶えず獲得してきた不朽の名著、第三冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ずっきん
68
さあー、パリ。いよいよパリ。やめられない止まらないに拍車がかかるうーーー! まだ4冊残ってるもんね。まだまだ楽しめるもんねーと4巻へ。2024/02/26
みっぴー
31
〈モンテ・クリスト伯3/7〉とうとう自分を貶めた全員と顔合わせ終了!今はまだ下ごしらえといったところでしょうか。底無しの財産をもってパリ社交界で確実に足元を固めていく伯爵。めちゃくちゃ格好いいです。「金の出せる人間にとっては、どんなものでも売り物なのだ。」惚れてしまう…(о´∀`о)七冊読みきれるか不安でしたが、案ずるより読むが易し(笑)読む手が止まりません(^^2015/12/28
きょちょ
22
主人公は「モンテ・クリスト伯」として、いよいよフランスに戻ってくる。 その前の「段取り」が少し長いが、ローマで助けた男の母親がメルセデスだったとは! カドルッスのその後の話は面白いけれど、そうなると復讐はできるのだろうか? フランスでは、無実の罪に陥れた張本人といえる、ダングラールとヴィルフォールと対面することに。 どういった復讐劇が始まるのだろう? また、ヴィルフォールの子供のベネデットがかなり残忍で、彼は今後どういった役割で物語に加わるのか。 ワクワク。 ★★★★2017/09/18
アイカワ
6
良い巻。対人においてどう振る舞えば、相手に期待した効果をもたらすことが出来るかとか、そういった打算的な社交性も学べたりする。投獄時の強烈な憎悪が、神々しいまでの闇に昇華されててのけぞる。2017/02/15
tai65
2
星4つ2019/12/30