出版社内容情報
人々が生涯を通じて学び続けることができる――
そのためには何が必要なのか?
いまの日本の生涯学習において、職業教育のための成人教育論の確立は大きな課題の一つである。
本書は、アメリカにおける成人教育成立過程を歴史的に分析し、アメリカ社会において要求された成人教育者・成人指導者像を明らかにする。それによって、リスキリングやリカレント教育の必要性が繰り返し叫ばれている日本で、成人教育に何が求められているのかを探る手がかりを提供する。
内容説明
いまの日本の生涯学習において、職業教育のための成人教育論の確立は大きな課題の一つである。本書は、アメリカにおける成人教育成立過程を歴史的に分析し、アメリカ社会において要求された成人教育者・成人指導者像を明らかにする。それによって、リスキリングやリカレント教育の必要性が繰り返し叫ばれている日本で、成人教育に何が求められているのかを探る手がかりを提供する。
目次
序章 アメリカにおける成人教育と職業教育
第1章 アメリカの成人教育成立と職業教育団体
第2章 アメリカの専門的職業の拡大と成人教育の関係
第3章 合衆国成人教育協会の設立
第4章 機関誌Adult Leadershipにみる成人教育像
第5章 1950年代の合衆国成人教育協会と成人教育の方向性
第6章 ノールズの成人教育観―合衆国成人教育協会の事務局長として
終章 職業教育を中心とした成人教育の成立
著者等紹介
堀本麻由子[ホリモトマユコ]
東洋大学文学部教育学科准教授、博士(教育学)。専門:成人教育学、生涯学習論、専門職養成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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