出版社内容情報
中国文学史の研究に巨歩をしるす青木正児(1887-1964)が精深な知識と体験をかたむけてものしたエッセー12篇.食いしん坊と上戸にはこたえられぬ佳篇ぞろい.(解説=戸川芳郎)
内容説明
中国文学史の研究に巨歩をしるす著者が、その精深な知識と体験をかたむけてものしたエッセー12篇。中国大陸で多彩な発達をとげた各種粉食の歴史、江南の地でついに賞味するを得た紹興酒の絶品の話、喫茶法の変遷、筍を焼いて食う話など、食いしんぼうと上戸にはこたえられぬ佳篇ぞろい、しかも学問の太い筋がびしっと通っている。
目次
粉食小史
愛餅の説
愛餅余話
饂飩の歴史
落雁と白雪〓
用匙喫飯考
花彫
末茶源流
焼筍
〓菜譜
付録(陶然亭;花甲寿菜単)
著者等紹介
青木正児[アオキマサル]
1887-1964年。中国文学史の研究に巨歩をしるす
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