地球惑星科学入門

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  • サイズ A5判/ページ数 287p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000069915
  • NDC分類 450.8
  • Cコード C3344

出版社内容情報

地球とはいかなる星か。太陽系の中の惑星としての地球、システムとして見る地球、歴史的存在として地球の姿を紹介。現代の地球観を総括し、生命の発生と進化、太陽系の起源へと視野を広げ、新しい地球の科学を展望する。

内容説明

地球とはいかなる星か。太陽系の中の惑星としての地球、歴史的存在としての地球の姿を紹介し、新しい地球の科学への展望を開く。まず「地球惑星科学」が生まれてくる現代の地球観を総括し、地球の全体像を描く。その上で、地球の歴史を「分化」という視点からとらえ、生命の発生と進化、太陽系の起源へと視野を広げていく。

目次

1 太陽系のなかの地球(地球とはいかなる星か;太陽系天体との比較)
2 地球の構成(地球の全体像;地球周辺空間の構造;地球流体圏の構造;固体地球の構造;地球の物質・エネルギー環境)
3 分化(地球の熱史と年代;地球史と分化;分化の仕組み;核とマントルの分化;マントルと地殻の分化;地球物質大循環(化学分化の落ちつく先は?)
マントルと地殻の分化と同位体進化)
4 生命の起源と進化(生命誕生の場―地球の原始大気と海洋の起源・進化;生命に必要な材料の化学進化;最初の生命と細胞の進化;光合成の始まりと地球環境の変化)
5 太陽系の起源(現在の太陽系と原始太陽系星雲;星と惑星系円盤の形成;太陽系形成の標準モデル;太陽系形成論の問題点)

著者等紹介

松井孝典[マツイタカフミ]
千葉工業大学惑星探査研究センター所長

田近英一[タジカエイイチ]
東京大学大学院理学系研究科准教授

高橋栄一[タカハシエイイチ]
東京工業大学理学部教授

柳川弘志[ヤナガワヒロシ]
慶應義塾大学理工学部教授

阿部豊[アベユタカ]
東京大学大学院理学系研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。