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内容説明
『万葉集』にうんこの歌があるのはなぜ? 王朝文学にうんこ話が多いのは背景に浄土思想があったとは!? トイレのマナーに細かく、きびしかった道元――色恋も厳粛な気分もぶち壊す破壊力と新たな生命を生み出す創造力をあわせもつうんこ。笑撃のパワーをもつうんこを通じて日本文化の深淵に迫る抱腹の歴史エッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
82
うんこ💩で古典を読み解くというなんかトンデモ本の匂いがするが、これはこれで日本人とうんこの関係を見つめる貴重な本だった。うんこから神が生まれる「古事記」「日本書紀」、「万葉集」の糞の歌、「落窪物語」のスカトロ趣味、等々。生きるということは出すことだったのだ。神々しかったうんこも、やがて滑稽なものや嫌悪するものになっていく。その変遷を見つめる巻末の年表の最後は「男はつらいよ」ってのは笑える。「けっこう毛だらけ 猫灰だらけ お尻のまわりはくそだらけ」結構な本でした。 2021/11/08
鱒子
76
図書館本 うんこにまつわる古典を抜粋し解説。古典うんこのトリックスター平中、三方原の家康、高天原でのスサノオといった有名どころも出てきます。うんこ以外のシモのはなし(おしっこ、おなら(そこから男色にも言及))も満載で、知的ながら破壊力抜群の本です。2021/11/18
ようはん
18
書いてある内容はバカバカしいタイトル通りに糞尿ばかりの不潔な話ではあるが、一応は真面目に語っている面は多い(いくらか引くのもあったが)。 2023/02/17
Makoto Yamamoto
17
著者独特の視点で、うんこにまつわる話を古典から抜粋して解説してくれている。 三方ヶ原の戦いで家康の話も当然載っていて、取りつきは面白かったが、途中からうんうんと頷きながらも、ついていけない気持ちになってしまった。 2021/11/22
マカロニ マカロン
12
個人の感想です:B+。読書会で紹介された映画『うんこと死体の復権』(関野吉晴監督2024年)の関連本。著者は古典エッセイストとして、古典文学を様々な視点から読む本を執筆している。現在放送中の大河『光る君へ』の源氏物語第一巻「桐壺」では源氏の母、桐壺更衣が帝の寵愛を一身に受けていることを妬み、廊下に汚物をまき散らされている。『古事記』ではスサノオがアマテラスの食事処で脱糞している。『少将滋幹の母』(谷崎潤一郎)の元ネタになった『今昔物語』平中があこがれの女性の便筺を盗み舐めた話など事欠かない2024/09/29




