内容説明
記憶や学習をはじめとした脳の働きが、遺伝子の言葉で語れるようになってきました。人は物事をどのように学び、どう利用していくのでしょうか。こうした活動に関係する物質が明らかにされつつあります。それらが、脳の回路網や、その制御の仕組みとどう関係しているのか。当代を代表する三人の脳科学者が、やさしく語ります。
目次
1 二一世紀の脳科学
2 脳の設計図は読めるのか―脳科学の夢
3 学習と記憶にせまる
4 脳の理論を求めて
著者等紹介
甘利俊一[アマリシュンイチ]
1936年生まれ。独立行政法人理化学研究所脳科学総合研究センター長
伊藤正男[イトウマサオ]
1928年生まれ。独立行政法人理化学研究所脳科学総合研究センター特別顧問
利根川進[トネガワススム]
1939年生まれ。マサチューセッツ工科大学学習と記憶センター所長
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