岩波科学ライブラリー
脳の中身が見えてきた

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  • サイズ B6判/ページ数 108p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000065993
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0345

内容説明

記憶や学習をはじめとした脳の働きが、遺伝子の言葉で語れるようになってきました。人は物事をどのように学び、どう利用していくのでしょうか。こうした活動に関係する物質が明らかにされつつあります。それらが、脳の回路網や、その制御の仕組みとどう関係しているのか。当代を代表する三人の脳科学者が、やさしく語ります。

目次

1 二一世紀の脳科学
2 脳の設計図は読めるのか―脳科学の夢
3 学習と記憶にせまる
4 脳の理論を求めて

著者等紹介

甘利俊一[アマリシュンイチ]
1936年生まれ。独立行政法人理化学研究所脳科学総合研究センター長

伊藤正男[イトウマサオ]
1928年生まれ。独立行政法人理化学研究所脳科学総合研究センター特別顧問

利根川進[トネガワススム]
1939年生まれ。マサチューセッツ工科大学学習と記憶センター所長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

calaf

12
理研の脳研が企画した科学講演会(聴衆2000人あまり)をもとに、脳の先端研究の解説としてまとめたもの。9年ほど前の発行ながら、今読んでも内容的には凄いと思ってしまう...2013/09/26

那由田 忠

3
 十年前の講演。小脳がある種のモジュールであることは分かったようだ。利根川さんの記憶研究はノックアウトマウスを使って徹底したものだが、関連している場所しか分からない段階。見えてきたが、まだまだ先が長いと思われた。2014/10/31

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