出版社内容情報
親から子へ,子から孫へと,とぎれることなく伝えられる生命.それを担う遺伝子とは何なのか.壮大なムダや間違いを起こしながら連綿と生き延びていく生命の驚くべき「戦略」を,最新の成果をもとに語る.
内容説明
親から子へ、子から孫へと、無限とも思える長い時間、途切れることなく伝えられる生命。それを担う遺伝子とは何だろうか。人間の特徴づけるものはあるのか。正確に複写されていくというイメージとはおよそかけはなれた、壮大なムダや間違いを犯しながら、連綿と生き延びていく驚くべき生命の「戦略」を最新の成果をもとに語る。
目次
1 プロローグ―分子生物学者のみる生命
2 遺伝子―研究について現れてきた新しい姿
3 多様だが共通、共通だが多様
4 特徴ある二つの世界
5 安定だが変化し、変化するが安定
6 巧妙、精密だが遊びがある―調節
7 偶然と必然
8 合理的だがムダがある
9 精巧な設計図だがポップアート方式
10 正常と異常に明確な境はない
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