異質との共存―戦後日本の教育・思想・民族論

異質との共存―戦後日本の教育・思想・民族論

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000001243
  • NDC分類 302.1

出版社内容情報

国際化時代を迎えた今日,依然として日本社会は在日朝鮮人をはじめとする異質集団を差別し抑圧しつづけている.在日二世の視点から,ナショナリズム,単一民族国家観,国民教育論などを批判し,共存の道を探る.

内容説明

現代日本社会を問う!―「在日」2世の視座から。

目次

1 異質との共存―民族的自覚へのひとつの回路
2 教育・思想支配の日本的特性―天皇制と関連して
3 教育の危機と自民族中心主義―教育におけるアジア・第3世界の剥離
4 1982年教科書問題―日本と南北朝鮮の関係構造
5 「在日」における民族と国家―在日朝鮮人のアイデンティティとは
6 戦後思想における普遍主義の陥穽―「民族」「階級」「エスニシティ」と関連して