感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
志村真幸
2
著者は、滋賀大学で長くキノコの分類学に携わった研究者。 本書は、さまざまな媒体に出た文章を集めたもの。大津出身の著者の家にはマツタケ山があるなど、子どもの頃からキノコに親しんできたといい、うらやましい限り。日本各地での採集の話題が多く、滋賀県内はもとより、木曾、九重、青森、茨城と土地ごとのキノコのことがわかる。 さらに海外調査を何度も体験しており、ニューギニア、アラスカ、シベリア、ニュージーランド、韓国、台湾。日本と異なったり、共通した種が見られたり。 マツタケの話題がたくさん。 2024/10/22
mikan
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個性的なきのこがたくさん出てきて面白かった。きのこを美男美女とかに例えるとか、著者ならではの視点で紹介されているのもよかった。後半が旅行記みたいになってたのはご愛嬌。2016/11/11