出版社内容情報
イッキ読み間違いなしのハード・チェイス・アクション! 大藪春彦賞作家の人気シリーズ〈K-9〉最新刊!
内容説明
阿佐ヶ谷署の大柴刑事は、南アルプス署に拘留中の窃盗被疑者の移送を命じられた。以前、捜査を共にした同署山岳救助隊の神崎静奈は残念ながら北岳にいるらしい。担当の東原刑事から被疑者を引き取った帰路、移送車が大型トラックに追突された。大柴が南アルプス署に電話をすると、東原という名の刑事はいないという。一方、山を下りて署に戻った静奈は、事情を聞き現場に急行するが…。
著者等紹介
樋口明雄[ヒグチアキオ]
1960年、山口県生まれ。明治学院大学法学部卒業。雑誌記者、フリーライターなどを経たのち、ライトノベル作家としてデビュー。2008年に刊行した『約束の地』(光文社)で、翌年、第27回日本冒険小説協会大賞、第12回大藪春彦賞を受賞。2013年には『ミッドナイト・ラン!』(講談社文庫)で、第2回エキナカ書店大賞を受賞。現在は南アルプスの麓、標高750メートルの寒山に暮らし、野生鳥獣の保護管理活動にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小梅
104
大好きなシリーズ。 改ざんや捏造、あれあれ?安倍政権で何か似たような事してたよね…静奈さんと大柴さんは今後進展があるのだろうか?2020/12/12
ゆみねこ
97
窃盗被疑者の移送を命じられた阿佐ヶ谷署の大柴刑事は、南アルプス署へ。高沢という被疑者を移送中にとんでもない事件が。静奈さんの強さと格好良さに痺れますが、やっぱり北岳舞台の本筋が好きなので、この路線が続くのはちょっと。。2019/06/12
タイ子
69
南アルプス山岳救助隊K-9シリーズ。なんだけど、これはスピンオフぐらいに思わないとね。でも、私は前作と同様これも結構好きです。ノンストップチェイスアクション。南アルプスから東京に被疑者を移送中、何者かに狙われる2人の刑事。所轄の警察、警察庁、地検特捜部、そして一番怖い秘密公安組織。彼らが何故、何を根拠に被疑者を狙うのか。そこに山岳救助隊の神崎静奈と相棒バロンが登場ですよ。バッタバッタとなぎ倒し、山を縦走。大藪春彦賞受賞作家だけに作中名前が出てきた時は笑っちゃいましたけどね。そろそろ山の仲間物語も読みたい!2019/07/01
ポチ
62
もしかしたら大藪春彦の本?と錯覚してしまうくらい激しいアクション。ある程度の現実離れはいいがここまでいくとキツい。山岳救助隊の物語を読みたいのに次作もこの路線ならもうないかも…。2019/06/02
ぶんこ
54
静奈さん大活躍で、それなりに楽しめるのですがハードボイルドすぎて好みとはいえない。やっぱり北岳での活躍を読むのが好きなのだと実感。2020/02/21
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