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オスプレイ・メンアットアームズ・シリーズ
アーサーとアングロサクソン戦争

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  • サイズ B5判/ページ数 50p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784883178216
  • NDC分類 233.035
  • Cコード C0022

内容説明

アーサー王伝説となったアーサーの実像はどのようなものだったのだろうか。本書の舞台はおよそ5~11世紀までのブリテン島。イングランド王朝誕生以前のブリテン島は、さまざまな民族が流れ込み、絶えず戦乱が続いていた。本書では、激戦を繰り広げたケルト、アングロ・サクソン、ピクト人やヴァイキングなどを取り上げ、彼らが使用していた武器を詳細に紹介している。資料に乏しく、間違ったイメージを抱いてしまいがちなこの時代を、遺品をもとに軍事の面から正確に把握できる1冊である。

目次

アーサー王の時代(ローマ支配の終焉;ブリテンの準ローマ化;異教のイングランド人)
サクソンとケルト(ウェールズ人;アイルランド人とスコット人;ピクト人;教化されたイングランド人)
ブリテンとヴァイキングたち(北方人の襲来;アングロ・スカンディナヴィアンのイングランド)

著者等紹介

ニコル,デヴィッド[Nicolle,David]
1944年にイラストレーターであるパット・ニコルの息子として誕生した。一時はBBCアラビア・サービスで働いていたが「学校に戻り」、東洋研究学部でMAを、エジンバラ大学でPhD(哲学博士号)を取得した。その後には、ヨルダンのヤルムーク大学で世界美術史、イスラム美術史、建築史の教鞭をとっている。彼は中世とイスラムの戦争に関する著作をいくつも書いており、『メンアットアームズ・シリーズ』で多作の寄稿家として長年に渡り活躍している。現在の職場と住所はレスターシャーである

マックブライド,アンガス[McBride,Angus]
世界でもっとも尊敬されている歴史イラストレーターのひとりで、過去25年間にオスプレイ社の70タイトル以上に貢献してきた。1931年にハイランドの両親から生まれたが幼少時に孤児となった彼は、1940~45年にかけてカンタベリー寺院聖歌大学で音楽教育を受けた。1947年以降は広告代理店で働いており、我流の画家である。1949~51年にかけてフュージリア連隊に所属して国家に奉仕した後、アンガスは1953年に南アフリカに移民している。1961年にイギリスに戻った彼は、その後はフリーランスとして活躍するようになった。妻と2人の子供をともなって1976年に南アフリカに帰ったアンガスは、現在ケープ・タウンに住み仕事をしている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りー

19
英国史の基本が頭に入っていないので、とっても読みづらくて半分は流し読み。「英国」がつくられる迄には、ローマ帝国がコンスタンティノープルへ遷都して以降、ブリテン人、サクソン人、アングル人、ピクト人、ケルト人、デーン人…といった複数のルーツを持つ集団が常に覇権争いをしていたっていう、ざっくりな纏めですみません。2023/12/10

bapaksejahtera

7
34巻に及ぶ英国の青少年向け軍事図鑑の翻訳シリーズ。軍事に対する国民常識について彼我の懸隔を思い知る。本冊はローマ軍の撤退からノルマンコンクェストまでの数世紀を取り扱っている。スコットランドやアイルランド、ウェールズを含む多様な地域について、ゲール人からなるブリテンにゲルマン移動の一環として来襲したアングル人サクソン人。この地に至った様々な傭兵や軍事技術。その後襲来する北欧人。これらが極めて多様に展開する。複雑な歴史を英国人の常識を前提として書き上げているが記述は「らしい」の連続。なかなか理解が及ばない。2021/08/06

サアベドラ

2
題名にはアーサーとあるけど、彼が活躍した5世紀は文献史料ほぼ皆無、考古資料もわずかの文字通りの「暗黒時代」なので書けることがあまりない。なので、ローマ軍撤退後から暗黒時代を経てヘプターキー、9世紀のデーン軍の侵攻ぐらいまでの軍装、戦略を全体的にゆるーく扱っている。中世盛期のきらびやかな甲冑とは程遠い、ゴツイ戦装束が多い。サットン・フーの有名な戦士の仮面をイメージするとわかりやすいか。

はる

1
オスプレイ・メンアットアームズ・シリーズ。オスプレイは出版社の名前。50P、A4版。 薄さのわりには突っ込んでくれてる。いかんせん、時代が時代なのでローマとかよりは詳しくないように思えてしまうけれども。 訳本なので、英語の参考文献・出典が載ってる。2012/08/02

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