内容説明
アーサー王伝説となったアーサーの実像はどのようなものだったのだろうか。本書の舞台はおよそ5~11世紀までのブリテン島。イングランド王朝誕生以前のブリテン島は、さまざまな民族が流れ込み、絶えず戦乱が続いていた。本書では、激戦を繰り広げたケルト、アングロ・サクソン、ピクト人やヴァイキングなどを取り上げ、彼らが使用していた武器を詳細に紹介している。資料に乏しく、間違ったイメージを抱いてしまいがちなこの時代を、遺品をもとに軍事の面から正確に把握できる1冊である。
目次
アーサー王の時代(ローマ支配の終焉;ブリテンの準ローマ化;異教のイングランド人)
サクソンとケルト(ウェールズ人;アイルランド人とスコット人;ピクト人;教化されたイングランド人)
ブリテンとヴァイキングたち(北方人の襲来;アングロ・スカンディナヴィアンのイングランド)
著者等紹介
ニコル,デヴィッド[Nicolle,David]
1944年にイラストレーターであるパット・ニコルの息子として誕生した。一時はBBCアラビア・サービスで働いていたが「学校に戻り」、東洋研究学部でMAを、エジンバラ大学でPhD(哲学博士号)を取得した。その後には、ヨルダンのヤルムーク大学で世界美術史、イスラム美術史、建築史の教鞭をとっている。彼は中世とイスラムの戦争に関する著作をいくつも書いており、『メンアットアームズ・シリーズ』で多作の寄稿家として長年に渡り活躍している。現在の職場と住所はレスターシャーである
マックブライド,アンガス[McBride,Angus]
世界でもっとも尊敬されている歴史イラストレーターのひとりで、過去25年間にオスプレイ社の70タイトル以上に貢献してきた。1931年にハイランドの両親から生まれたが幼少時に孤児となった彼は、1940~45年にかけてカンタベリー寺院聖歌大学で音楽教育を受けた。1947年以降は広告代理店で働いており、我流の画家である。1949~51年にかけてフュージリア連隊に所属して国家に奉仕した後、アンガスは1953年に南アフリカに移民している。1961年にイギリスに戻った彼は、その後はフリーランスとして活躍するようになった。妻と2人の子供をともなって1976年に南アフリカに帰ったアンガスは、現在ケープ・タウンに住み仕事をしている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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りー
bapaksejahtera
サアベドラ
はる
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