子規の短歌

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  • サイズ 46判/ページ数 361p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784879157744
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0392

出版社内容情報

各界の第一人者によるテーマごとの新しい編集。

第五巻は伝統の和歌に対して子規がどのように作歌したか、佐佐木先生の選で味わいます。

新字・新かな表記、読みやすいかたちで子規の言葉を味わう。

写真や図版を多用。

すべての巻に人名注を、俳句・短歌の巻には初句索引を付す。

内容説明

病床の子規が実践した写生短歌の実体。

目次

竹之里歌及び拾遺(明治十五年以前;明治十五年;明治十六年;明治十七年;明治十九年 ほか)
漢詩稿・新体詩(岐蘇雑詩三十首;父の墓;俚歌に擬す)

著者等紹介

正岡子規[マサオカシキ]
慶応3年9月17日(1867年10月14日)、伊予国温泉郡藤原新町(愛媛県松山市花園町)生まれ。父、常尚(つねなお)は松山藩御馬廻加番、母、八重は松山藩の儒学者大原観山の娘。幼名は升(のぼる)、処之助(ところのすけ)、本名は常規(つねのり)。子規、獺祭書屋主人(だっさいしょおくしゅじん)、竹の里人などの号がある。律は妹。松山中学中退後、大学予備門(第一高等中学校)、東大哲学科、後に国文学科に転科、中退。東大国文学科在学中の明治25年(1892年)、日本新聞社に入社、記者となる。20代の初め、結核にかかり、晩年は病床にあって俳句、短歌、文章の多分野にまたがる旺盛な活動を行なった。明治35年(1902年)9月19日午前1時ごろ、35歳直前で死去

佐佐木幸綱[ササキユキツナ]
1938年、東京都生まれ。歌人、日本文学研究者、早稲田大学教授。歌集『金色の獅子』(日本詩歌文学館賞)『旅人』(牧水賞)『呑牛』(斎藤茂吉短歌文学賞)『アニマ』(芸術選奨・文部大臣賞)他多数
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