内容説明
教えない!失敗させる!「生きる力」をつける、厳しくもあたたかい育て方。
目次
1章 子どもは失敗するほど賢くなる(子どものすることには、すべて意味がある;教えるより、失敗から学ばせる ほか)
2章 「子どもは五分で変わります」(大人の本気が伝わった時、子どもは変わる;努力しないみさきちゃんが変わった ほか)
3章 虐待の中の子ども達(虐待された子ども達を預かって;「あの子だけは、園をやめさせてください」 ほか)
4章 適切な援助が子どもを立ち直らせる(登園拒否―親に責任があるケース;がんばり過ぎて登園拒否に ほか)
5章 学級崩壊と幼児期の育て方(甘えが足りなくて、落ち着きがない子ども達;「抱っこ」をしたくないお母さん ほか)
著者等紹介
本吉円子[モトヨシマトコ]
東京都に生まれる。東京家政学院卒業。公立保育園の園長から大妻女子大学、聖心女子大学の講師を経て、現在、生活保育研究会代表として子育て相談や保育の指導に活躍している。著者の援助で困った子が劇的に変わる例が数知れずある、保育実践の第一人者
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めがね
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場所なのか、時代なのか、少し極端な部分が見られました。家庭教育に落とし込むのにはこれくらいの覚悟と心構えが必要かな、と理解。 愛情、甘えさせる、自由にさせるの具体的な事例がよくわかった。2017/09/01
SHINOMAMA
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本吉さん二冊目。失敗をさせることで子供が大きく成長する実例はとても参考になった。親の愛情不足を危惧し、いかに愛情をかけるかにこの本もスポットライトがあたっているが、母がもっている愛情をどうしたら子供にわかってもらえるか、うまく伝わるか、躾や叱る事に重点をおいた実例や経験をもっと聞きたい。2004年出版2014/02/19
紅茶わんこ
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さすが現場経験者の説得力。最近の育児書にないはっきりした主張が新鮮でした。2014/02/12
わらべ小僧
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子ども不在の保育をしているときにどうしたら子どもが主体になるか、子どもの出番を作ってあげられるか?失敗をいかに見守ることが出来るかなどを考えられた。もう一度読み直したい本。2009/11/07