内容説明
其処にはないはずのものが見える。聞こえるはずのない音が聴こえる。または、いないはずの人が写真に写っている―誰しもそんな経験に覚えがあるはずだ。やがて、そのような現象は恐るべき事件を引き起こしていく。呪い事件、祟り事件の背後に深くかかわるものの正体とは!?実録怪談集、待望の文庫化。
目次
陰陽師、その呪術
呪い事件(呪符を持った死体;呪符配送人;呪詛自殺? ほか)
祟り事件(悪魔祓い祈祷師;熊野山道の亡霊;心霊写真の怪 ほか)
現代につたわる陰陽道ポイント
著者等紹介
三木孝祐[ミキコウスケ]
1964年、佐賀県生まれ。ノンフィクション、小説、コミック原作、シナリオと精力的に手がけ、「美人母娘三人 華麗なる結婚詐欺」「妻たちの犯罪」などテレビ化、映画化作品も多い。プロデューサーとしても活動を続け、日本香港合作映画「孔雀王」、携帯ゲーム「三毛猫ホームズゴーストパニック」などのプロデュース作品がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Yu。
22
‥悪魔の囁きは今の自分を投影する。。“呪い”という“禁術”の歴史を深く掘り下げると共に、現代に起きた様々な無念のケースが山盛りされた怨みの集。‥怖いけども哀しくもなる(*´•ω•`* ) 2021/01/14
No.7
1
最初は陰陽師の話、中盤は現代で行われた呪いの事件、最後に呪術に関係するスポットの紹介、ですね。中盤の呪いの事件は変わった話が多くて面白かったです。2019/06/09
Chihiro
0
個人的に、「黒い悪魔」が、面白かったです。だけど、どれも好奇心を、沸かせました。2016/01/06