内容説明
クトゥルーの侵略によって壊滅してしまった地球=人類文明。もはや、人類による地球支配の歴史は終わったかに見えた…だが、太平洋上の潜水空母アーク号には加賀四郎率いる「地球軍」が、豪州には「人類戦線」が、そして月面にはWWSAが、人類最後の砦として残っていたのだ。そして、日本には安西が、魔界では北斗が、それぞれ新たなる闘いの時を待っていた…壮大なスケールで贈る、SF伝奇シリーズ、第二部「地球聖戦篇」開幕。
著者等紹介
栗本薫[クリモトカオル]
東京生まれ。早稲田大学文学部卒。77年、『文学の輪郭』(中島梓名義)で群像新人賞評論部門を受賞。78年、『ぼくらの時代』で江戸川乱歩賞を受賞。80年、『絃の聖域』で吉川英治文学新人賞を受賞
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