石橋湛山日記

個数:

石橋湛山日記

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ B6判/ページ数 2冊/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622036760
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C3031

出版社内容情報

この日記は、敗戦の年(1945年)の元旦から、病に倒れ総理を辞任する直前の1957年1月までの、おもに政治家として活動した12年間の几帳面な日録である。公表を前提としない貴重な証言であり、閣議・会合・政治献金・執筆・発信受信記録など公的な活動のみならず、読書・人物評・家族との外出など、その生活全体が豊かな広がりをもって記されている。
湛山は、東洋経済新報社に入社した明治44年から、一貫して自由主義の立場に立ち、軍国主義を批判するジャーナリストであった。敗戦の三日後の記述――「考えて見るに予はある意味において、日本の真の発展のために米英等と共に日本内部の逆賊と戦っていたのであった。今回の敗戦がなんら予に悲しみをもたらさざる所以である」。
彼が政治の世界に直接かかわるのは、1946年の第一次吉田内閣蔵相就任に始まる。その後の足取りは、下記の略歴に見るとおりだが、その剛毅と清廉から発された言葉は、保守政治再編期を迎えた今こそ、高く評価され、新たな展望を開くであろう。

書評情報:
北岡伸一さん/朝日新聞 2001.5.20
橋本五郎さん/読売新聞 2001.5.27


石橋湛山(いしばし・たんざん)
1884年、東京に生まれる。早稲田大学文学部卒業後、1911年東洋経済新報社入社。「東洋時論」を経て1924年「東洋経済新報」の主幹になり、1941年社長に就任。戦後初の総選挙に自由党から出馬し落選したにもかかわらず、第一次吉田内閣蔵相に就任。1947年衆議院に当選後、一か月で公職追放。占領軍の政策批判や党内派閥抗争が原因と言われる。1951年追放解除。吉田ワンマン政治を批判して、1954年日本民主党を結成、鳩山内閣通産相に就任。1956年、保守合同後の初の自民党総裁選で岸信介を破り首相となるが、病気のため二か月で辞任。以後は日中・日ソの関係改善に尽力する。1959年の訪中では石橋・周恩来声明を発表して国交回復の土台をつくった。1973年歿。

石橋湛一(いしばし・たんいち)
1913年、東京に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業後、三菱銀行に入行。三菱江戸川化学(三菱瓦斯化学)に勤務した後、1969から1983年にかけて立正大学学園理事、常務理事、理事長代行を歴任。1970-1988年、立正大学客員教授。1973年、石橋湛山記念財団理事、1989年から理事長。

伊藤 隆(いとう・たかし)
1932年、東京に生まれる。東京大学文学部国史学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科国史専攻修士課程修了。東京大学文学部教授、埼玉大学大学院教授などを経て、現在 政策研究大学院大学教授。著書『昭和初期政治史研究』『近衛新体制――大政翼賛会への道』『近代日本の人物と史料』『昭和期の史料を探る』『日本の近代 16――日本の内と外』他がある。また『牧野伸顕日記』(共編)、『佐藤栄作日記』(監修)、『鳩山一郎・薫日記』(共編)他、多数の近代史史料の編纂・刊行に携わる。

内容説明

リベラルな「東洋経済新報」主幹から、占領政策批判を辞さない剛毅な政治家へ。55年保守合同・56年石橋組閣の詳細な証言。現況に警鐘を鳴らす一級の戦後史料。政治家の時代を中心に、1945年1月1日から1957年1月23日までの日記を収録。

著者等紹介

石橋湛一[イシバシタンイチ]
1913年東京市に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業後、三菱銀行に入行。三菱江戸川化学(三菱瓦斯化学)勤務の後、’69~83年立正大学学園理事、常務理事、理事長代行を歴任。’70~88年立正大学客員教授。’73年石橋湛山記念財団理事となり、’89年以降、同理事長

伊藤隆[イトウタカシ]
1932年東京都に生まれる。東京大学文学部国史科卒業。同大学院人文科学研究科国史専攻修士課程修了。東京大学文学部教授、埼玉大学大学院教授などを経て、現在政策研究大学院大学教授。著書に「昭和初期政治史研究」「近衛新体制―大政翼賛会への道」「近代日本の人物と史料」「昭和期の史料を探る」「日本の近代16 日本の内と外」他がある。また「牧野伸顕日記」(共編)「佐藤栄作日記」(監修)「鳩山一郎・薫日記」(共編)他多数の近代史史料の編纂・刊行に携わった
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。