内容説明
マクロ経済学の基礎的な体系を、包括的に、読みやすく、楽しく学ぶことができる日本初のカラー版経済学テキスト。堂々の全面改訂。
目次
1 イントロダクション(日本経済はどう動いてきたか;GDPの概念と物価指数 ほか)
2 短期モデル―需要サイドを主とした分析(所得はどのように決まるか;貨幣の需給と利子率 ほか)
3 長期均衡への調整―供給サイドを考慮した分析(短期モデルと長期均衡モデルの比較;物価水準はどのように決まるか ほか)
4 消費・投資(消費と貯蓄;投資決定の理論)
5 マクロ経済学の新潮流(マクロ経済理論の新展開;マクロ経済政策の有効性について ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
著者の生き様を学ぶ庵さん
34
改めて読むと、中谷巌先生は日産自動車でサラリーマンを経験してから学者になったため、読者の理解度を意識しながら本を書く技術が、ただの学者先生よりも数段上に思われる。気のせいかな?学生時代よりもかなり理解が進んだ。2016/08/22
Go Extreme
2
マクロ経済学とは GDPを理解する マクロ経済学における「短期」と「長期」 短期モデル:需要サイドを主とした分析:GDPはどのように決まるか 貨幣の需給と利子率 IS-LM分析と財政金融政策 国際マクロ経済学 長期均衡への調整:短期モデルと長期モデルの比較 物価水準はどのように決まるか インフレとデフレ 経済成長の理論 消費・投資:消費と貯蓄 投資決定の理論 さらに進んだマクロ経済学:ケインジアン・マネタリスト以降のマクロ経済学 マクロ経済政策の有効性について 現代貨幣理論・MMTとパンデミック2021/04/02
マメラッティ
1
ちょっと古い作品になるが網羅的に丁重に説明されている。いろいろなところが理解できていないのは自分の能力の問題です。理解できないところが多々あったけれども、その分析や間に挟まれているコラムだけでも読んだ価値があったと思います。2023/02/06
渓流
1
自己批判2018/08/15
葉
0
この本と大竹先生のマクロ経済学の本はセットで読むと非常に良いと思っている。消費者の時間選好については消費者の時間に対する選好を示す異時点間の効用関数を考えて、限界代替率の説明を行っている。カラーなので非常に見やすい。エピローグとしてバブルや金融ビッグバンについて書かれている。2015/07/13
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