内容説明
明治22年(1889)、わが国の近代的地方自治制度として、市町村制が施行されてから100年が過ぎた。この1世紀の地方自治制度の歩みを特徴づけるのは、主として“財政力強化”の名のもとに数次にわたって採用された合併促進政策であった。市制町村制施行直前に7万余を数えた町村数は、今日では20分の1以下の3,200余市町村に集約された。本書は、この間に誕生し消滅したすべての市町村名について、施行・合併(合体)・編入・分離・分割・境界変更など、その全履歴を網羅した。
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