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内容説明
企業が商品・サービスを作る場合、マーケティング、企画、製造、広報、販売など多くの部門が関わります。実は、これがヒットを妨げる一つの要因になっています。どういうことかというと、新商品をヒットさせるため考えられたコンセプトが、まるで伝言ゲームのようにお店に並ぶまでにいろいろな部門を通過することで、別物に変わってしまうのです。
コンセプト通りに商品を作り、店頭に並べるには、所属する部門のスペシャリストになることも大切ですが、それに加えて、すべてのプロセスをコントロールする力が必要になります。そして、すべてのプロセスに携わるには、その商品・サービスの企画者になれば良いのです。次々にヒット商品を生み出した故スティーブ・ジョブズ氏がまさにそうであるようにです。単純労働が賃金の安い海外に移っていく今の日本に必要な能力は、付加価値を生み出す能力です。
目次
第1章 商品企画に必要な10の資質
第2章 商品企画を正しく進める
第3章 市場を的確に把握する
第4章 アイデアをひねり出す
第5章 コンセプトを練り上げる
第6章 企画の細部を詰める
第7章 発売準備と発売後のフォロー
第8章 ロングセラー商品にする
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
38
立ち読みでさっと見ただけだけど商品企画の重要さがよくわかった。商品企画で全て決まるといっても過言じゃないなと思った。2012/09/01
Kousuke
7
いい商品を作るために開発サイドから何か出来ないかと思いこの本を取りました。 ヒットする企画は 1.人間をよく観察している 2.他業界のヒット商品も参考にしている 3.ニーズ調査~手段実現までの流れが論理的である 4.人を巻き込むのが上手い 5.仮説と検証を丁寧に繰り返している この5つが上手なのが分かりました。開発者として参考になりました。早くサンプルを作って企画とあーでもないこーでもないを議論する事にします。相手1番 自分2番ですね。2015/03/17
コジターレ
5
商品企画の基本について解説されており、基本を学べるという点で参考になる。時折著者の精神論が含まれているのは不要だと思った。2017/08/12
さぶさん
2
タイトルはやや衝撃的なものだが、書いてある内容は当たり前と思われることが多く、凡事徹底という言葉を思い出される。 改めて商品を開発するとき、売り出すときに重要なことに気付かされる。 文章だけでなく図や表でポイントがまとめられているので、必要に応じてチェックするような読み方もできるかと思う。2016/04/18
GEO(ジオ)
2
初めて読んだ商品企画の本。 非常にわかりやすく、また商品の物語を伝えることも、売り上げにつながることを改めて認識した。2012/02/29