内容説明
豊かで自由で、楽しい毎日のために。年齢を重ねた人だけの「プラチナチケット」を手に入れるための心がけ。
目次
「年齢相応」を怖がらない
1か月に1度は白シャツを着る
よく笑う
メイクがうまい
定番を5年ごとに壊す
色を表す言葉をよく知っている
カシミヤのニットにはシルクのキャミソールを
お悔やみの席のセットを備えている
ハンガーはブランドを統一している
手袋にお金をかける〔ほか〕
著者等紹介
大草直子[オオクサナオコ]
1972年東京生まれ。スタイリスト、エディター。2015年よりウェブマガジン「mi‐mollet」の編集長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ann
34
写真が一枚も載ってない、だからこそ、潔い大草さんの「たしなみ」がダイレクトに伝わってくる。正しくスチームをかけられたコットンの白シャツに袖を通すことをためらわせる厳しさを感じるという彼女。そこから色々なコトが見えてくる。格好はつけるけど嘘はつかない。大人の友情は深く狭く。家族にこそ最大の努力をする。私もそうでありたい。2016/06/19
アオイトリ
11
図書館で目に留まった本「大人の女性のたしなみ」実践したいと思った事が沢山ありました。子育て主婦には真似できない事もありますが、40代になったらと表記があるので未来の参考にしつつ、素敵な大人になりたいと思います。以下、特に印象に残った言葉『明日のために眠りを大切にする』『明日、ではなく今日行動に移してみる』『遠慮と謙遜はしすぎない』『自分が同じ年だったとき、と考えるようにしています』2017/07/26
ヨハネス
8
教えてあげる、という意識が感じられる文章でした。あたしより10歳も年下の方なので、あたしにはもう知っていてできていることばかり。ただし、1年に2度しか履かないけど絶対に必要なルブタンの項はないな。そんな機会は凡人のあたしには今まで一度もなかったし、これからも一生ない気がします。秋は服の素材が主役。それに合う顔は強いアイラインではなくメガネだって。あたしのメガネも秋向きのような気がしてきました。デニムの裾の折り方がこの文章では理解できませんでした。ここだけは図が必要かも。2018/03/13
あーちょ
7
最近、自分のワードローブを見直して一新している。そんな中で、気になるワードがいくつも出てきた!ファッションのことだけでなく、生き方についても書かれていて、参考にしたいことも多々。私は、歳を取りたくないという考えではなくて、たくさんの経験をして素敵に歳をとりたいという考えなので、著者とそのあたりは合致。私のたしなみを付け足すとしたら…と考えるのもおもしろいな。2016/03/17
ココアにんにく
6
「たしなみ」いい響きの日本語です。読んでいて、私のたしなみは何なのか考えました。意識してやることは何か?こだわりは?到底100個も思いつかない。著者の本は初読書なのに親近感が湧いてきました。世界各国のお酒を飲んでみるなんて最高です。背中は押すものだけでなく、さすると双方安心するのが実感。歩きながら楽しい時間を反すうする、これが一番心に響きました。よく歩くのですがいつも嫌な事を反すうしていたので。2017/02/07