出版社内容情報
【解説】
暗号技術がますます重要になる今,情報科学の分野では「暗号理論」ははずせない分野である.本書は,初版よりわかりやすく丁寧に,そしてコンピュータの進歩に合わせて内容を変更した.特に,解読技術の発達とそれに伴うAESおよび証明可能非対称暗号系について大幅に増補した.
【目次】
情報セキュリティについて・数学的準備・暗号とは・対称暗号・暗号用乱数・非対称暗号・暗号鍵配送管理方式と秘密情報分散方式・認証・零知識証明方式・暗号解読手法・暗号強度評価・
内容説明
本書は教科書として書かれており、その意味で暗号の基礎を理解することに重点をおいている。基礎技術というのは、長い間使われ続ける技術であり、時代の変化に耐え得るものである。今回、本書を改訂するにあたり、暗号理論の進歩に合わせて基礎部分の内容を書き換えた。特に、解読技術の発達と、それにともなうAESおよび証明可能非対称暗号系である。
目次
序章 情報セキュリティについて
第1章 数学的準備
第2章 暗号とは
第3章 対称暗号
第4章 暗号用乱数
第5章 非対称暗号
第6章 暗号鍵配送管理方式と秘密情報分散方式
第7章 認証
第8章 零知識証明方式
第9章 暗号解読手法
第10章 暗号強度評価
著者等紹介
岡本栄司[オカモトエイジ]
1978年東京工業大学大学院博士課程修了。現在、筑波大学教授・工学博士
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