ライラの冒険シリーズ 神秘の短剣―ライラの冒険シリーズ〈２〉

プルマン，フィリップ【著】〈Ｐｕｌｌｍａｎ，Ｐｈｉｌｉｐ〉/大久保 寛【訳】

新潮社（2000/04発売）

• サイズ B6判／ページ数 421p／高さ 20cm
• 商品コード 9784105389024
• NDC分類 933
• Cコード C0097

内容説明

オーロラの中に現われた「もうひとつの世界」に渡ったライラは、“スペクター”と呼ばれる化け物に襲われ、大人のいなくなった街で、別の世界からやって来た少年ウィルと出会う。父親を探しているウィルはこの街で、不思議な力を持つ“短剣”の守り手となる。空間を切りさき別世界への扉を開くことのできるこの短剣を手に入れた少年と、羅針盤を持つライラに課せられた使命とは…。気球乗りのリーや魔女たち、そして天使までも巻き込んで、物語はさらに大きく広がっていく―。世界中で大ベストセラー、カーネギー賞受賞の壮大で胸躍る冒険ファンタジーの傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[星落秋風五丈原]

空間を切りさき別世界への扉を開くことのできるこの短剣を手に入れた少年と、羅針盤を持つライラに課せられた使命とは…。気球乗りのリーや魔女たち、そして天使までも巻き込んで、物語はさらに大きく広がっていく—。

2006/08/30

[つくし]

別世界の存在に加え、別行動をしている登場人物たちの視点からも物語が描かれ、奥行きも厚みもある展開に振り落とされそうになりながら。ダストやダイモンの正体は未だ不明なまま、羅針盤に加えて短剣も出てきて、これらの要素がどう結びついていくのか、なんとか読みきりたい。戦いの犠牲がさまざまな形で出ていて、思わぬインパクトの強さを感じでいます。

2019/03/05

[くみ]

一気読みしてしもうた

2019/01/29

[ひいろ]

新しい世界での冒険。でもこの話は、ハラハラドキドキはもちろんですが、熱が引いてくような感覚が二度ほどありました。ウィルの指のシーン。度々恐ろしい気持ちになります。そしてリーとヘクター。ライラと会えずじまいの最期が悲しいです。うーん早く結末が知りたい。ただの冒険小説ではない気がしました。

2018/01/19

[水瑠]

一巻と三巻の繋ぎとしては最高でした。新たな主人公であるウィルとライラの違和感ない出会いから続きを読まざるを得ないような終わり方で、最後にはどうなるのか、非常に楽しみです。

2014/03/07