【紀伊國屋書店出版部】5月新刊『流れといのち』
肺の分岐構造と樹木の形状が似ているのも、
動物たちが多種多様な姿かたちをしているのも、
ただの偶然の産物ではない。
さらには集積回路の放熱板も、河川の流れも、
世に見られる階層制も交通網も、
富の流れも文化の伝播もメディアの構造も──
「生物・無生物を問わず、すべてはよりよく流れるかたちに進化する」
コンストラクタル法則 (物理法則の第一原理)
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この画期的な物理法則を1996年に提唱した熱力学界の鬼才ベジャンは、2018年に米国のノーベル賞と言われるベンジャミン・フランクリン・メダルを受賞しました。
「生命とは何か」という野心的な探究を軸に据えた本書で著者は、富と資源の流れや、階層制の遍在性、テクノロジーやスポーツや都市の進化、政治や社会を支配する原理、時間や死の諸相までを見渡しながら、生命と進化のみならず、さまざまな事象への見方をくつがえすような戦闘的な文章で、読者を圧倒します。
《「富の流れ」に敏感なビジネスパーソンたちも注目!》
「快作! 100冊のビジネス書を読むより本書1冊を丹念に読むほうがずっとよい」
──鎌田浩毅 (京都大学大学院教授)
「溢れる噓に惑わされることなく、世界の本質に沿って生きる人の、宝物となる本」
──神田昌典 (経営コンサルタント)
「ひと言でいってスゴい」
──橘 玲 (作家、新書大賞『言ってはいけない』著者)
★上記コメントを下さった御三方による書評はこちらから。
鎌田浩毅氏
https://www.kinokuniya.co.jp/c/label/20190514130003.html
神田昌典氏
https://www.kinokuniya.co.jp/c/label/20190514130002.html
橘玲氏
https://www.kinokuniya.co.jp/c/label/20190514130001.html
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