内容説明
ターミナルケアの現場で、一人のナースが旅立つ天使たちからもらった宝物とは……。
生への思い、家族愛、そして命の尊厳を、ナースとして働いてきた著者が、優しい詩とエッセイで綴ったメッセージ集。
死に対する心の準備をしていない人が多い中、避けられない自分の人生の終わりについて意識することが、今を生きることをもっと豊かにしてくれるでしょう。
「死」の現実をまっすぐに見つめることで、命の大切さや素晴らしさ、生きる勇気を伝える本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まこ
2
命と向き合うということ、最期に立ち会うということ、そんなお話です。 今は病気のため看護師は辞められたそうですが、ずっと忘れれない人がいるってステキだと思います。2018/11/27
ちぇ
0
他のラストメッセージも読んでみたい。2013/01/13
ゆりりん
0
この新装版の方が好き。生命の尊厳は、実は海への畏敬の念と共通していること、わかる人は多いよね。2012/12/11
なかちゃん
0
祖父が亡くなったとき、看護師さんが「いい患者さんでした」と涙を流してくれました。祖母が亡くなったとき、お葬式に長年祖母がお世話になった看護師さんが来てくれて、やはり涙を流してくれました。たくさんの患者さんを毎日看ていて、たくさんの最期に立ち会っている看護師さん。一見どこかクールに働いているように見える看護師さん一人ひとりもいろんな感情で働いているんだなと思いました。2012/12/02
抹茶
0
死は必ず訪れるもの。看護師の方だからこそ感じれる場面。私はどんな風にこれから生きて、どんな死を迎え、死を受け止めていくんだろう……2024/06/28