内容説明
桧山タミさんは、福岡県生まれの料研究家です。
大正15年生まれ、17歳で料理の道に入り、30代半ばで料理塾を開校。
半世紀にわたり、家庭料理の大切さや、自然とともに生きることを伝え続けました。
94歳で料理塾の幕を閉じ、その後は息子さんの住む、山あい家に移り住み、
空や風を感じながら、穏やかな日々を送っていました。
そんな桧山タミさんが2026年に100歳で旅立たれました。
「私は料理研究家ではなく、ただの食いしんぼうなの」とよく笑い、
晩年も「知らないことを教えてくれる人は、小学生だって私の先生」と語り、
いくつになっても偉ぶらず、好奇心を失わず、手の話に耳を傾け、寄り添い、ときにそっと手を握る。そんな方でした。
本書では『天然生活』での8年の取材と、親交のあった方の声を通してタミさんの言葉と生き方をたどります。
タミさんがよく口にしていた「がんばらんでいいとよ」その言葉と生き方は、いまも私たちの心をそっと軽くしてくれます。
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