フィンランド人はなぜ「学校教育」だけで英語が話せるのか

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フィンランド人はなぜ「学校教育」だけで英語が話せるのか

  • 著者名:米崎里【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 亜紀書房(2020/06発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784750516332

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内容説明

教育関係者、必読
“英語教育改革”を乗り切るヒントがここに!

多くの人々がふつうに英語を話すフィンランド。
それを支えるのは、独自の学校教育の在り方だ。


どんな授業、どんな教科書でそれが可能になるのか――

日本でも外国語(英語)は5、6年生から正規教科に、
中学校では、外国語(英語)で授業を行うことが「基本」になる。

「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を総合的に学んでいくうえで知っておきたいフィンランドの英語教育。
その成功の軌跡と日本への示唆が詰まった一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yutaro sata

11
フィンランド人は会う人会う人英語が喋れるので、学校で一体何をやっているんだろう、という疑問から書かれた本。学校環境も、練習も充実しているという。2022/05/15

呼吸器内科医K

4
英語ができるようになるためには、圧倒的な練習量が大切。フィンランドは教科書の作りからもうそうなっている。また教員のレベルが質的にも社会的にも高い。優秀な学生が医学部に一極集中している日本とは大違いだ。教科書がしっかりしていると教員の負担が少なくて済むというのも目から鱗だった!2021/01/26

ダイキ

4
日本との決定的な違いは、教科書が分厚くて内容が充実していることと、授業のスタンスでした。暗記よりも、さまざまなアクティビティを通して英語に触れさせていました。もちろん覚えないといけないこともありますが、そういうのは小学校からしっかり学んでいるようです。何より教師の英語力が高いことも重要な要素でした。2020/11/03

Mipyu

3
フィンランドでは、教員になるのは狭き門で、専門的知識と経験が問われる。教員の労働環境、研修制度の充実により、教員が専門知識のアップデートが可能。無料で配布される教科書に必要な学習内容と学習レベルに応じたワークが網羅されている。少人数制で、早い段階からデジタル教材を導入などなど、国が教育に力を入れ、予算を当てている。 などなど。ライティングや文法も小学生低学年から段階的に教えているという。 私自身英語を学び続けているし、娘は小学校で教科書を使った授業が始まっているので、身近なテーマとして興味深かった。2021/10/28

えっせんしゃる

3
まず教職課程を受けられる人が志望者の中の10%程度という時点で「とりあえず教職とった」と言える日本とは大違い。教師が自分自身の仕事に満足してるというのも、「仕事のストレスで血圧が上がった」と言う日本の教師とは随分違う。やはり国がもっと教育に投資しなければならないと再確認した。2021/03/03

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