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内容説明
31歳で日本フェンシング協会会長に就任した銀メダリストは
なぜ組織を改革することができたのか?
日本フェンシング界初のオリンピック・メダリストである太田雄貴さん。
現役引退からわずか1年後の2017 年夏、31歳の若さで日本フェンシング協会の会長に就任した彼は、フェンシングを「ベンチャースポーツ」と位置づけ、
大会演出、外部人材登用、テクノロジーの導入、協会・選手の意識改革など、ありとあらゆるところで「攻め」の運営を貫き、
日本選手権の観客動員数を大幅に増やすなど、不祥事つづきのスポーツ団体の中にあって、大きな存在感を見せています。
本書には、若き会長がいかにして協会を進化させたのか、その奮闘記であり、行動を起こす時の指針として大切にしてきた「25のアイデア」が盛り込まれています。
スポーツに限らず、ビジネスの世界で、個人として、組織として大きなステップアップを図るためのヒントが満載。
この一冊で、あなたのビジョンは大きく変わる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きみたけ
45
著者は2008年北京五輪男子フルーレで初の五輪メダリスト、その後31歳の若さで日本フェンシング協会会長に就任した太田雄貴氏。フェンシングを「ベンチャースポーツ」と位置づけ、意欲的な組織運営で観客動員を伸ばすなど、スポーツ団体の中で大きな存在感を見せている若き会長の奮闘ぶりを振り返った一冊。太田氏が実行した変革のための25のアイデアを紹介。最大の功績は、マイナーなフェンシングを「観るスポーツ」として確立したこと。選手としてはもちろん、メダリストになった後の協会での立ち居振る舞いは素晴らしいと感じました。2025/04/27
サイド
10
太田さんの熱量、行動力がすごい。「Athlete Future F irst」って良いビジョンだなぁ。5年後、10年後に理解されるような取り組みじゃないと遅いって考え方はもっと早く学んでおきたかった。2021/03/19
復活!! あくびちゃん!
4
「スポーツ競技の団体(協会)って大したことしてないなー」という印象がガラリと変わった本。執行部をスリム化したり、外部の専門家を登用する等、色々な角度から様々なアイデアを出している。また、アイデアを出すだけでなく、その実行力も素晴らしい。これだけの種類とボリュームのものをこの短期間で実行するのは、一般的な経営者以上の能力とリーダーシップだと思う。ただし、この本も編集だ全くダメ! 分かり易いのが、本文中にあるビズリーチに掲載されていた文章とその他の文章を読み比べれば一目瞭然である。出版社は反省すべし!!2020/01/14
anken99
3
少し前の著作だが、太田選手が太田会長となり、さまざまな改革に取り組み始めたころのあれこれをわかりやすく例示。このタイミングで読むと、パリ五輪での大躍進が、この斬新かつ地道な取り組みの賜物であったことがよくわかる。他のスポーツの協会では問題の多いところも少なくないわけだが、こういった取り組みの数々はぜひ参考にしてもよいのではないかと思う。2025/03/31
アーサー
2
さくっと読めておもしろい。 太田さんの人脈の広さと行動力が素晴らしい。小説としてもっと細かい内容も読んでみたい。2021/08/03