内容説明
王になる理由などひとつだけ。「これは、復讐だ」。スメラの手がかりを求め泛旦(はんたん)国を訪れた琉劔(りゅうけん)たちは、十五歳の若さで王座に就いた「混(ま)ざり者(もの)」のダギに出会う。生まれつき尾があることから「狗王(いぬおう)」と蔑まれ、実母である王太后にも疎まれる彼の即位には不可解な謎があった。混沌とする国内で、人々の諍(いさか)いが神をも侵食しようとする中、琉劔たちはその根底にある陰謀へたどり着く――。神と王の相克を描く大河ファンタジー第三幕。 ※本書は文春文庫より過去に配信された作品に加筆修正し、新たに掌編を加えた新潮文庫版となります。重複購入にはご注意ください。



