内容説明
天皇とは何か? 近年、皇室への関心が高まる一方で、この根本的な問いに対する答えはいまだ定まらない。そもそも皇祖はいかにして生まれたのか。古来、政治権力と表裏一体でありながらも、連綿として特別な権威をまとい続けているのはなぜなのか。また、世界の王家と比べて女帝の存在が際立つ理由とは――ならば、それらの謎を解くために古代へと遡ろう。古代史研究の鬼才が放つ、渾身の天皇論!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
イシカミハサミ
15
冒頭から90ページくらいは 関さんの書籍群で既出の話題。 記憶が正しければ、それ以降が新出の話題。 もし、この解釈が正鵠を射ているとするなら、 天皇が男系男子に限られているのは、 “畏怖にも似た母への敬意”が元にあるということになる。 個人的な感覚で言うと、 すごく日本人らしい感覚でしっくりくる。 (もちろんその感覚を無理やり現代に当てはめようなどとは思わない) 少なくとも、武力を帯びた“強い”存在が天皇ではなかったことは、これだけの間、このシステムが続いていること、そのものが証明だと思っている。2026/10/07




