内容説明
「孤独」は、検査では見つからない。けれども、それは確かに心と体をむしばみ、ときに病気や子育ての困難をさらに深くしていく。本書は、小児科医として数多くの子どもと家族に向き合ってきた著者が、診察室で出会った「孤独」の実像を描き出します。1型糖尿病、医療的ケア児、小児肥満、不登校、産後の孤立――当事者や家族が抱える声なき苦しみに耳を澄まし、地域のクリニック、子ども食堂、産後ケア、多世代交流など、つながりを回復する実践を紹介します。必要なのは、ただ治療することだけではない。誰かと出会い、頼り、安心して生きられる場所をつくることです。医療・福祉・子育てに関わる人はもちろん、孤独を自分自身や身近な人の問題として考えたいすべての人へ。明日を少し楽にするための、新しい医療と地域のあり方を提案する一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とく だま
4
育児やケア児の孤独感についての諸問題と解決に至る参考例や具体的な活動と考えかな?! 孤独に焦点をあてての読み物かとの思いは外れたようです(・・;2026/10/20
もくもく
1
著者は、確かに誰の心にもある「孤独・孤独感」という感情を、「検査ではみつからない『孤独』という病」として注目し、現代社会で増えている「孤独に苦しむヒト」に寄り添うことを考えます。 そして、人が孤独を感じるようになる原因に注目し、家族やコミュニティの再生に、医療・介護のシステムが関わることで、「孤独に苦しむヒト」を見つけて救済の手を差し伸べ得る可能性について語ります。2026/07/26
なべさん
0
こども食堂、地域のお祭り。おっきなところじゃなく、足元の地域から豊かにしようとしている姿が伝わってくる。2026/10/13




