内容説明
「ふかわ、もう、どっちでもええやろ」という声が頭の中で聞こえても、まわりがスルーする重箱の隅に宇宙を感じる、へそ曲がリスト・ふかわりょう。中年となり簡単に捨てられないこだわりも増えていくばかりで――。後輩芸人のなにげないツッコミに傷つきながらも、想像と妄想の羽を広げ展開されるエッセイ22編。文庫化に際し、ボーナストラック「芸人失格」を特別収録。(解説・阿川佐和子)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Key
11
湘南の定義から始まり、得意の音楽の話、芸能界の話、最後に芸人としての矜持で終わる。 全編を通じて、繊細な視点で面白さを読者に定義する心遣い。そして、自分が世間でどう思われているかを正確に把握してるからこそ、自分の表現の仕方をよくわかっている。謙虚さと自信の出し方が絶妙。思わずニヤッと笑ってしまう。 やっぱりこういうセンス良くて育ちが良い人の文章読んでると安心するなあ。2026/08/01
きつね
5
1人で生きているからこそどうでもいい事が気になる、その目線を大事にしていきたい的なテーマのエッセイ。やや捻くれた目線を持ちつつも繊細さ、育ちの良さ、知性があるせいか押し付けがましくないし、丁寧語なのもあり優しい読み心地。Mステのt.A.T.uドタキャンからのミッシェル急遽2曲目はリアルタイムで見たので、伝説に思いを馳せた。三三七拍子が4拍子×2小節というのは、確かに!!と目から鱗。テーマは色々だけど笑いや音楽への愛が感じられる章が多め。気軽に楽しく読めた。2026/09/06
めがね
4
楠三郎と通信簿は続くよ、どこまでもが特に良かった。またふかわさんの本読みたいな。こんな大人になりたいな。2026/07/12
読書家さん#初代gKP5Xz
3
テレビでのコメントが秀逸で、寂しがりっぽいけど気まぐれな猫みたいなイメージが何故だかあった。この本を読んで、そんなの全然気にしてなかった〜ということまで長々と書いていて本当に面白い人だと思った。 『「5時に夢中』を見ていたので、裏話も知れて良かった。2026/07/03
CEJZ_
2
1P16行。元の本は2022年刊、エッセイ集。日常の出来事を綴ったエッセイというよりは、毎回何がしかの考えや思いを読者に語っているもの。最初はですます調の文にとまどったが、読み進めていくと慣れた。表紙の絵が良い。音楽に造詣が深い。面白いとも思うし、長いとも思う。関連するいろんな話が盛り込まれている。ほかのエッセイ過去作も読んでみたい。だいぶ前、ガキ使に出演したときは面白かったなあ。解説は阿川佐和子。2026/08/19




