角川文庫<br> 鬼談百景

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角川文庫
鬼談百景

  • 著者名:小野不由美【著者】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • KADOKAWA(2026/06発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041033753

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内容説明

学校の七不思議にまつわる怪談やマンションの部屋で聞こえる不自然な音、真夜中に出るという噂の廃病院で見た白い人影、何度しまってもいつの間にか美術室に置かれている曰くつきの白い画布……。小野不由美が初めて手掛けた百物語。文芸評論家・千街晶之氏は「この世のあちこちに人知れず潜んでいる怪異が、不意にその姿を顕す。日常があり得ざる世界へと暗転する一瞬を確かに捉えてみせた傑作怪談」と単行本発売時、推薦文を寄せた。文庫解説を担当した稲川淳二氏は、「怪談とはどういうものかを知りたければ、この本を読めば分かります」と絶賛。「作品全体の質感を一言で表現するなら、”うっすらとした闇”です。」(解説文より)。山本周五郎賞受賞傑作ホラー『残穢』(新潮文庫)と内容がリンクしており、2作とも映像化されている。解説・稲川淳二

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

yoshida

300
日常に忽然と現れた怪異を集めた作品集。小野不由美さんの作品だと、長編の方が怖さを味わえる気がする。実際、私はこういった怖い経験が幸いにして無いので、純粋に楽しんで読了することができる。これだけ沢山の人々が生活していて、様々な想いを持っていれば、所謂「怪異」として現れることもあるのではないか。大学生の頃は友人と数名でいわくつきの場所に行ったりしていたのだが、今はよそうと思う。夏に怪異譚を読むだけで充分に怖さが味わえる。実際に恐ろしいのは、生きている人間だなと思う。私は所謂「視えない人」で良かったと思った。2017/08/19

ミュポトワ@猫mode

185
小野不由美さんの怪談短編集。各話1~5ページくらいの話が99話収録されてます。99話なのは百物語関連でしょうね。百話話し終えると出てきちゃいますから。いや、実は百話目は…っで、内容は和やかで笑顔になる怪談や笑い話みたいな怪談、背筋がゾクゾクする怪談まで網羅されてます。ゾクゾクする話はマジで怖い…ホント背筋がゾクゾクってなる…あとはネットにある怪談・オカルト系でよく見る感じのストーリーもありますので、色々と楽しめました。最後の稲川淳二さんの解説も良い感じです。これは決してホラーではなく怪談なのですよ。2019/04/19

Aya Murakami

179
カドフェス2017対象本。 母に表紙見せたら「猫のイラストが怖い!なんでこんな本買ったの?」と言われた一冊。 「一緒に見ていた」は正体不明のナニかへの恐怖がよく表現されていました。最後まで正体不明の後ろから肩に手を置いてきたナニか。主人公は振り向くことができなかったようですが、振り向いて正体を見たらそれはそれで嫌な気分ですよね。肩に手を置くほどの至近距離で化け物の正体なんて目視したくないですよ。2019/07/02

kishikan

174
鬼談の定義が定かでないので、タイトルからイメージする内容と若干ずれてはいたが、多分この本を手にした人は皆満足するだろう。陰陽師のように鬼が出たり、時代がかってはいないけれど、現代の日常の裏に潜んでいる、あるいは子どもの頃に友人達と話していた怖い話、いわゆる都市伝説的な99の物語。それだけでも小野さんの創造力が十分に発揮されているけれど、なにせ1話が6行から長いものでも数ページ。星新一さんも驚くショート・ショート。身震いするような怖い話もあれば、悲しく切ない話まで。ホラー好きの方はお読み逃しなきように。2015/11/13

KAZOO

173
ごく短いものからやや長い短編まで話が99収められています。場面が学校などが多いのは最近の事情や読書層を想定しているのでしょうか?読んでいてかなり怖そうなのもあればさほどでもないのもあって様々です。今の季節にはぴったりのものなのでしょう。電車の中で読むにはぴったりの本です。2015/08/12

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