内容説明
数々の長篇で有名なドストエフスキーは、短篇の名手でもあった。「プロハルチン氏」から「白夜」まで、貴重な初期作品八篇を収める。〈解説〉江川卓
【目次】
プロハルチン氏(1846)
九通の手紙に盛られた小説(1847)
人妻と寝台の下の夫(1848)
弱い心(1848)
ポルズンコフ(1848)
正直な泥棒(1848)
クリスマスツリーと結婚式(1848)
白夜(1848)
訳者解題
解説(江川卓)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まさ☆( ^ω^ )♬
7
1846年〜1848年に発表された短篇8篇が収録されている。まあ、どの話も登場人物たちがよく喋る。そして人の話は聞かない。という印象。ロシアの古典文学は、ドスト以外は余り読んだ事ないので、大体こういうものなのかな?演劇を観ているかの様な台詞回し、前時代的な言葉使いなのは、1800年代の話だから敢えての事なのか?若い女性が「よござんす」とか言うか?「白夜」は再読だったが、やはり主人公の男性はお人好し過ぎ、ナースチェンカ酷過ぎ、という感想だった。地獄に落ちるが良いw2026/06/03
ディーン・ウィンチェスター
4
難解な表現、出会ったことのない初見の言葉がたまに出てくるもやはり米川訳は独特の良さがある。補足や編集によりある程度読みやすくなっているのか思ったより詰まらずに読めた。気に入った作品は「ポルズンコフ」「白夜」。 ①【プロハルチン氏】→下宿人の一人オケアーノフが言う「みんな同じ様に苦しいのだってことを納得したら…」という言葉にあるようにプロハルチン氏は他者愛とか共感能力とかが欠如していると見える。自身の弱さや能力の低さを自覚し、そのため人生に対する恐怖に囚われ、金を貯めることでその恐怖に抗っていた。↓ 2026/06/06
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