処刑館殺人事件

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処刑館殺人事件

  • 著者名:西式豊【著】
  • 価格 ¥2,310(本体¥2,100)
  • 早川書房(2026/05発売)
  • ポイント 21pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784152105189

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内容説明

「そして、誰も書けなくなった――」
ミステリ作家であることの罪とは


ミステリ作家養成講座の恩師・宇宿部に招かれ「岨景館」を訪れた同期の作家六人。〈黒衣の処刑人〉を名乗る声がクローズドサークルとなった館にこだまする――「ミステリ作家は一人残らず罪人である」。作家たちは自作に絡めたやり方で次々と殺害されてゆく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

糸巻

27
雪深い山奥の洋館に集められた6人の男女。ミステリ作家養成講座で同期の彼等は、クローズドサークルと化した館で謎の処刑人に命を狙われる。しかも自分が書いた作品を模倣したやり方で…。初めて読む作家さんだったが、設定とタイトルとカバーイラストがツボだったので迷わず手に取った。読み進めていくと想像したような本格ミステリではないかも?と感じたが某古典ミステリーのオマージュ?なんて油断してたら終盤で目が覚めた。予想外の探偵役による思いもよらぬ真相とトリックの解明が怒涛の勢いでやってきた。面白かった〜!2026/06/15

紗世

20
ミステリー小説。ミステリ作家養成講座を受講していたメンバーが集められて様々な処刑道具で殺されるクローズド・サークル話。この人怪しいなというのはわかったけど真犯人は⋯そんなんわかるかーというガッカリ感。あと終わり方もなんだかよくわからず不完全燃焼でした。2026/06/10

RRR

12
この著作を知ったのは、スマホでネットサーフィンしていて偶然。いやはや、クローズド・サークルの金字塔というべきですな。途中で作家の心の叫びが書いてあって、やはり作家と言う職業は常にプレッシャーを感じているんだな、と思いました。犯人と目される人物の予想は当たったものの、真犯人は外れでした。注意深く読んでいれば、もしかしたら、真犯人が分かるかもしれないかな。読み応え十分で、大満足の本格でした。2026/05/29

ほたる

12
集まったのはミステリー作家たち。クローズドサークルで起こる殺人事件は処刑法に準えたものばかり。一体誰がこんなことをやっているのか。ミステリ的な小ネタの部分を読みつつ、雰囲気は新本格らしくも感じられる。最後の最後まで気を抜くことが出来ない展開は見逃せない。2026/05/25

ひろ

11
オンラインのミステリ作家養成講座を受講していた6人が、講師の作家に人里離れた館へと招待される。主人不在で過ごす中、館内のスピーカーから突如流れる処刑人の宣告。処刑器具が並ぶ不穏な館で、定石通りに本格ミステリの舞台は整えられていく。そして、穏やかな空気は一転し、クローズドサークル下で悍ましい処刑が始まる。本格ミステリ好きならわくわくが抑えきれない滑り出しから、その後も高まる期待にしっかりと応えてくれる展開だった。型を押さえつつ、本作独自のひねりも多い。贅沢につめこまれたトリックにも大満足の一冊だった。2026/06/21

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