内容説明
欧州議会議員も務めたサイバー政策のプロが暴く、〈民主主義の転覆〉
Google、Amazon、Metaなどの巨大IT企業は、イノベーションの名の下にユーザーを囲い込み、監視し、国家制度を内側から乗っ取ってきた。選挙やインフラは、既に彼らの食い物にされている――分断の裏で利益を得る者から、主権を奪還するには
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
パトラッシュ
126
AIの軍事利用、顔認証システムを通じた個人監視、サイバー攻撃など個別事案に関する問題提起の書は多いが、そうしたハイテク暴走問題が今や民主主義や公共の利益を崩壊させんとしている実態を総合的に論証する。技術進歩についていけない旧態依然な政治の知らぬ間に、一部テック企業は行政システムを支配下に置きつつある。権威主義国家や独裁政治家は権力の拡大強化に遠慮なく利用し、各国はデジタル面で主権を失っていくのに気付かない。テクノロジーによるクーデター阻止のため市民による技術制御を訴えるが、もはや遅いのではと思えてしまう。2026/07/17
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